成城教室からも近い恵泉女学園ですが、小田急線沿線で立地もよく、毎年人気のある学校です。塾対象の説明会に参加してまいりました。

今年で創立93年をむかえる恵泉女学園の教育基盤は、
1.「考える恵泉」(主体性)
2.「英語の恵泉」(多様性)
3.「園芸の恵泉」(協働性)
の3つがかかげられていますが、他校にはない恵泉ならではの特長は「園芸」ではないでしょうか。園芸活動を通して、命の尊さを知り、感謝する心と生きる力を養い、チームワーク力を育てていきます。「神の大地を汗して耕し、造り主の賜う命を育てることで鍛えられたものは、如何なる所でも神と人に喜ばれる」と語った創立者の河井道さんの思いを強く受け継いでいます。

また、恵泉女学園は制服がありませんので、生徒には主体性と責任ある行動が求められます。

学校施設で注目なのが「メデイアセンター」です。4階までの吹き抜けの空間となっており、9万冊の蔵書を中心にコンピューター教室や生徒が自由に使える学習室が備わっています。この魅力ある空間に惹かれて恵泉女学園を志望する生徒も少なくありません。(今年は成城教室からは3人が合格し、2人が進学しました。)

今年度の入試概況ですが、第1回~第3回では算数の図形問題で差がついたようです。

【2022年度第2回入試問題より抜粋】

合格者正答率 (1)88.5% (2)47.0%
不合格者正答率(1)52.3% (2)7.7% 
※塾関係者説明会資料より

どちらも「相似比」「面積比」の定番問題できっちりと正解したい問題です。
(2)は途中の考え方や計算を記述させる問題で、実際の生徒の解答例が資料として配られました。部分点の扱い方など我々にとっては貴重な材料です。いろいろな解き方ができますので、図形の得意な生徒には腕のみせどころでしょう。

※塾関係者説明会資料より

7月9日(土)には学校説明会、9月からは入試説明会・授業見学会、恵泉デーやクリスマス礼拝などの公開行事が開催されます。ぜひ足を運んで恵泉女学園の良さを体感してみてください。