4月10日、桐蔭学園は中学校・高等学校・中等教育学校の大幅な再編成を発表しました。

ひのき登戸教室から、説明会の記事をいただきましたので、成城教室に掲載いたします。

以下、登戸教室のサイトより
【再編成のポイント】
① 現在の中学部男子部・女子部および中等教育学校の14クラス計560名は、中学部を廃止し、共学化する中等教育学校の8クラス計320名へ再編成する。この形での募集は、平成31年度入学生(現小学5年生)からとなる。男女枠を設けるかどうかは未発表。
② 現在の高等学校男子部・女子部は、共学の高等学校に。従来の理数・普通の区分分けに替わり、「プログレスコース」「アドバンスコース」「スタンダードコース」の3コースに再編成。募集の際に、男女枠は設けない。授業なども、高校入学生単独編成となり、中等教育学校とは完全に分離。この形での募集は、平成30年度入学生(現中学3年生)からとなる。推薦・併願基準については9月以降に発表予定。

アクティブラーニング型授業の積極導入など、ここ数年様々な改革を行っている桐蔭学園ですが、学校の根幹を刷新する今回の再編成は、非常に大きなインパクトがあります。
来年度入試での注目は、高等学校での「スタンダードコース」の新設でしょう。
はっきりとはわかりませんが、従来の普通コースよりも内申基準が数ポイント下げられるようです。
また、高校入試での併願の際に、昨年までは合格しても2/20までに入学金を全額払わなければならず、大きなネックになっていましたが、来春の入試からは他校と同程度の5万円のみの支払いで大丈夫になりました。
共学化とあわせ、これまでになく併願がしやすい状況が整っています。この改革がどのような結果になるか、まずは来春の高校入試を注意して見ていきたいと思います。

登戸教室の曽良先生、ありがとうございました。