教室スタッフの今林先生が法政第二高校の塾対象入試説明会に参加してまいりました。
中学入試もありますが、今回は高校入試についての説明会です。
硬派の男子校のイメージが強いですが、男女共学化してから3年目になります。

まずは北詰晶敬校長先生からお話がありました。
今年の法政大学志願者が122,499人で全国第2位、関東では第1位と順調に増えていることと、日本経済新聞の引用で、論文の生産性が国内大学で6位(私立大学の中ではトップ)ということをアピールされていました。
また、共学化3年目をむかえこの間生徒のレベルが上がり、入学者の内申平均が45点中41点を超えてきたそうです。
新たな試みとしては、日大系列の付属校と同様に、高校2年の7月に付属校3校(法政第二・法政大学・法政女子)で一斉に基礎的思考力確認テストを行い、その結果を大学進学のための評価にするそうです。

次に、入試広報主任の上山勉先生より高校入試についてのお話がありました。
次年度は現在の中学3年生の高校への内部進学が増える(女子が募集開始の年)ため、定員が30名削減されます。
今年以上に厳しい入試になりそうです。

また法政第二の入試の特徴でもある「書類選考」と「学科試験」についてもお話がありました。
「書類選考」は一般的な単願推薦のように内申点の基準があるわけではなく、上位の生徒から順に合格をだしていきますので、今年の例ですと、42点以上であれば無条件に合格、41~39点は英検・数検・部活動の成果などで総合的に判断するそうです。
また一般入試の「学科試験」では内申点の基準は一切なく、当日の点数のみで選抜しますが、当然倍率も高く(今年ですと男子5.44倍・女子4.25倍)、合格ラインは70~75%(男子214点・女子216点)ですので、しっかりと対策をして臨まなければなりません。

付属校の中には「受験コース」を設けて他大学の受験にも力を入れている学校もありますが、「この学校は法政大学に進学する学校と考えてください。」とのことでした。